ルーティン見直しの効用

今ここ

最近、僕は日々のルーティンを

見直しました。

そこで、思ったことがあります。

それは、

ルーティンは、自分の人生の反映。

ということです。

大袈裟な話ですいません。

今日はこの話を

まとめてみたいと思います。

今ここに集中させてくれるルーティン

「最近もうひとつ充足感が足りない。」

そんな気がして思い付いたのが、

ルーティンの見直しでした。

これは我ながらいいアイデアでした。

つまらないとは全く思わなくなりました。

むしろ、このルーティンで毎日忙しいし、

充実感すら感じます。

4か月前までのルーティン

僕の4か月前までの1日のルーティンは、

ただこの3つ、

・きょう一日の準備

・スケジュール処理

・食事

だけでした。

一日の準備では、

顔を洗ってうがいして、

植物に葉水をやったり。

その後、コーヒーを淹れて、

日記を付けた後、

掃除をする。

そして、スケジュール処理、

仕事にかかります。

OutlookやGoogleカレンダーを開き、

その日のスケジュールを処理していきます。

食事は1日1食なので、

だいたい昼過ぎごろに済ませていました。

仕事やTVやネット遊びや

読書や風呂なんかもろもろは、

広く空いたフリーの時間にやっていく。

そんな日々でした。

最近、見直したルーティン

このゆるいルーティンを徐々に見直していって

今はざっくりでも7項目になりました。

6:00~7:00 きょうの準備

7:00~9:00 きょうのFOCUS

9:00~11:00 スケジュール処理

11:00~13:00 買い物と食事

13:00~17:30 フリータイム

17:30~18:30 スケジュール整理

18:30~21:00 眠る準備

こんな風に時間割りも決まりました。

自分で最も気に入っている一番の発明は、

朝やる「きょうのFOCUS」です。

ルーティンを色々いじっているうち、

朝の頭がその他の時間と比べて

断然キレていることに気づきました。

(たかが知れてますが…)

そこで、「きょうのFOCUS」と題して、

その日に取り掛かる一番の難問、

一番の重要事項、一番に注力したいことを

ピックアップして、

この時間にやるようにしています。

午後の13~17時はフリーです。

アポイントなどは極力ここへ収めます。

その後「スケジュール整理」という

時間を設けました。

どうしても今日やった方がいいことと

明日でも明後日でもいいことを仕分けして

ここで、店じまいしていきます。

19時には全デバイスシャットダウン。

掃除したり、風呂に入ったりと

着々と一日をたたむ準備に入ります。

ルーティンを見直していくと

少しずつ今の自分にしっくりくる

生活に変わっていくようです。

また、ルーティンが増えていくと

その分、つべこべやり方について迷う事、

いちいちのややこしい判断から、

解放されていきます。

自ずと日々、目の前のことに集中して、

思う事を形にできるようです。

ルーティンを価値観の元で見直す効用

人生には、さまざま目標があります。

人は目標に向かって努力をしますから、

おのずと目標の意味は大きくなり、

これに注目していきます。

けれども、目標には、必ず期日があります。

その目標が達成されても未達に終わっても、

期日はその時一瞬で過ぎていきます。

目標は通過点でゴールではありません。

むしろ、その目標を持った理由、

自分の価値観の元で、

今日一日、今ここに、注力することを

見失わないことの方が大切ではないか?

ルーティンを見直してみて

そんなことを思いました。

おしまいに

思えば、「最近もうひとつ充足感が足りない。」

そう感じていた僕は、

現代人がハマりがちな「ぼんやりとした不安」

というのに陥っていたのかもしれません。

そういえば…

次のように述べていたこの本のことを

思い出しました。

「ぼんやりとした不安」は現代病であり、

・記憶力の低下

・理性的な判断力を奪う

・死期を早める

という悪影響を及ぼします。

そこで、この対策のひとつとして、

目標ではなく価値に基づく行動を心掛ける

という方法があります。

それは、時間の心理的距離を”いまここ”に

収束させて未来への不安を消し去る方法です。

本書でも勧められた「価値対策」を

更に具体的な行動に落とすため

仕組みとしての「ルーティンの見直し」

つまり、ルーティンに

自分の人生を反映させること。

これ、いい気がしています。

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