終わった恋に執着したら。

今ここ

終わった恋に苦しむことありますか?
大好きな人だったのであれば尚の事、
そんな悩みにハマることもありますよね。

これ、本当を言うと。。

それ、良かったじゃないですか。
だってそれ、ホントの愛じゃなくて
執着だったのだから。

ということなのです。

ですが、それが飲み込めないから
苦しい訳ですもんね。

ただ、執着を愛と取り違えていれば
いずれはそれを飲み込まなければ
ならない時がきっと来ます。

だから、本当に
良かったんだと思いますよ?
そして…

そんなことが起きた時に、
ちょっとだけお役に立てるかも、
と思うことを書いてみます。

執着は丸めてポイ!する

手放したい執着ならば、
いっそ丸めてポイ!したいですよね。

それはどのようにすればいいでしょう?
いい方法があります。

それは、執着の一切合切を
克明に詳細に洗いざらいありのまま、
紙に書いてみることです。

なんなら、それをホントに丸めてポイ。

なんだよ、それ、ふざけんな!!!
とか思わないでください…
ホントです。効くんですから。

何故かと言うと、
感情や思考の浮かぶがままを紙に書くことが
ある種の瞑想になるからです。

瞑想といえば、ブッダ。
ブッダと言えば執着を捨てることを
説いたひと。

ほら、少し繋がってきたでしょ?

紙にありのままの自分を写すことが、
ある種の瞑想となるとしたら?

お任せください。
この理由と具体的な例を紹介します。

瞑想とは自己観察のひとつの手段。

マインドフルネスという言葉、
よく聞く方もいるかと思います。
これは、

・その時の感情を自覚している
・いまここに集中している
・つねに自覚的に行動している

といた状態を表す言葉です。
「マインドフルネス=瞑想」の
イメージを持たれがちですが、
それはちょっとだけ違っています。

つまり、

よく自己観察ができていて、
目の前の今ここに集中できていれば、
それは、マインドフル!というわけで。

過去や未来への執着が
実は、今ここで起きているだけの
心の反応でしかないことに
目が向くみたいです。

全部、フィクション。妄想。思い込み。

本当の自分が生きているのは
今ここだけ。
ここにすべてを収束させないで
どうする自分、と。

そんなカンジになれるのです。

どうやら、紙に書くのはいいらしい。

そして、

マインドフルな自己観察をするのには、
どうやら紙に書くのがいいらしいのです。
断然PCやスマホを使いたくなりますが、
そうではなくて紙。

しかも、なぜかA4サイズ。
なかなか大きいですよ?A4。

不思議なんですが、
小さいサイズの紙を使うと
思考のサイズも小さくなる!
のだそう。

これを口を揃えて言っているのが、
2冊のベストセラーです。

①「ずっとやりたかった事をやりなさい。」

この本は、やりたいことを
クリエイティブに見つけるノウハウを
紹介する本です。

ここで、モーニングページという
A4のノートに毎朝書く日記が
ススメられています。

これを実践している人は
結構いるようです。
試しに「モーニングページ」と
ググってみてください。

どーわーっ!と沢山実体験の声が
出てきます。
効果を感じる人は相当数います。

モーニングページはある種の瞑想にもなる。

これは、著者ジュリア・キャメロンの
言葉です。

A4サイズより小さくなると、
自分の考えを縮めることになるだろう。

彼女はそう言います。

②「ゼロ秒思考: 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」

どんどん問題解決していけるいい頭に
トレーニングして差し上げます!
というこちらの書籍。
こちらも名著にしてベストセラー。

ここでは、A4サイズのコピー用紙に
浮かんだ思考をテーマごとに
毎日10枚メモするというアイデアが
紹介されています。

やっぱり何故だかA4サイズ。
理由はモーニングページと同じこと。

こちらは、A4用紙の横書き指定です。
その他、コマかい書き方の指定まで
異常なくらい具体的にされています。

興味があれば手に取ってみてください。

課題が整理されて解決へ導かれる

極論を言いますが、
どんな悩みもいってしまえば執着です。
例えばですが、

・最愛の恋人と別れた。
・おなじようなミスを繰り返す。
・お金が足りない。
・モテない。
・太った。

そのことに心の整理がつかない。
悲しい、寂しい、情けない、先行き不安…
もしもそうじゃなかったら?の
もしもに執着して離れられない、
そんな心の状態が悩む、という
ことじゃないでしょうか。

それを一度洗いざらい広げる
必要があるんじゃないかと思います。
蓋を締めずに。

きっとそこに、大きめの紙が役に立つ。
とにかく飽きる程書くと、
受容すべき今ここが見えてきて、
今ここで、できることは何でしたっけ?
という解決へと導かれるのだと思います。

紙に書いてまるめてポイ!

それが執着だと気づいている場合であれば、
その執着を丸めてポイするアクションが
紐づいていると、なんかイケそうな気がする!
勇気が沸いてきそうな気がしませんか?

先日こんな相談にお答えしました。

お悩み

心理的な質問をします。

執着をなくしたいのですが
どうしたらなくなりますか?

人に対しての執着です。
諦め切れずにいます。

お答え

紙に書くといいと思います。
事実と所感とを分けて。
誰にも見せない前提で。

事実は事実だけ。
何が起きてどうなったか?
詳細に正確にありのまま、
憶測や類推や妄想じゃなく。

それが済んだら、
思いのたけを全部書く。
悲しさや、情けなさや、どす黒いのも
ドバーと全部。
思考のままに全部吐き出す。

で、丸めてポイ。

ご返事

ありがとうございます
ずーっと3年間くらいでしたので
しんどかったです。
早速明日してみます!

おしまいに

いかがでしょうか。

上記でご紹介した2冊のベストセラーも
書いた後のことは割とどうでも良さそうに
述べられています。
書いたものを見返すことに
大きな重要性は語られません。

今ここで自分の思考や感情を
受け入れていくことが、
癒しと勇気へと導いてくれるのでは?
そんな風に思えます。

実は、この丸めてポイ。
僕がよくやるストレス発散の方法でした。
気分いいんですよ。

よかったら、ご一緒に。

では、また。

コメント