デジタルデトックスの意外な効果

承認欲求

この頃、デジタルデトックスには

様々な効果があるということ、

よく耳にします。

 

例えば、こんなカンジです。

 

・気持ちがスッキリする

・目の疲れが取れる

・脳の疲れが取れる

・睡眠の質が良くなる

・ストレスが減る

・安心感が増す

・創造力が高まる

・ひらめきが良くなる

・五感がさえる

・幸せな気持ちになれる

 

で、僕がこれを始めるきっかけは、

睡眠の質の改善です。

 

やっていることは至ってシンプル。

 

19時から翌7時まで

全デバイスをシャットダウン。

 

これを実際にやってみて、

思わぬ効果を感じています。

 

一般によく言われている効果とは

また少し違った効果です。

 

それが、

 

デジタルデトックスは、

自分軸、自分のペースで生きる

お手軽で手短な近道じゃないか?

 

ということなんです。

 

しっかり自分軸を持って

生きていきたいよ、と

考えている人がもしいたら、

ちょっとおススメしてみたいと思い

僕の体験を紹介させてもらいます。

 

普通によくあるデジタルまみれ

僕は、仕事のメールや友人のラインを

普通に便利に使っています。

朝起きてから、夜眠るまで。

 

仕事では、返信が早い、伝え方が上手と

時々お褒めを頂くことがあります。

 

また、親しい友人からLINEが入れば

嬉しく開くのが楽しみです。

 

もちろん、暇を見つけるとSNSを

パトロールしています。

 

とはいえ、依存症と言う程でもなく

まず普通の使用量だと思っています。

 

スマホ疲れ、繋がり疲れ、ということまでを

感じることもありませんでした。

 

驚くほど周囲に右往左往していました

始めの数日は、朝、LINEやOutlookを

起動するのがなんだか非常に怖かったです。

 

すぐ返さなきゃいけないものが

たくさんたまっているかもしれない…

 

気になっているあの案件の行方は

大丈夫だったんだろうか…

 

自分から投げたメールやSNSに

やばいフィードバックはないだろうねぇ…

 

そんな数々の不安でした。

 

でも実際、開いてみると、

これが別になんてことはないのです。

 

これを、2日、3日と続けてみても、

やっぱり、大したことは起きません。

 

その一方で、

 

シャットダウンをした新しい夜の時間が

リラックスタイムになっていきます。

そして、この時間に豊さを感じるようになりました。

 

また、いろいろな発見がありました。

 

結局のところ、それまでの自分は

ただ、ひたすらに周囲の動きに

右往左往の反応をしているだけだったのか?

なにこれ?と。

 

え?無駄で余計な心配をいろいろしてたの?と。

 

考えてみたら、夜は、思考力も低下気味。

別に冴えたことも思いつかないし、

こんな時間に対人関係をつくろっても

ろくなことはないのかも?とか。

 

自分軸、自分のペースで生きる意味を再確認

そうしているうちに、

 

これって「嫌われる勇気」や「反応しない練習」という

名著たちが示す悩みの無い生き方の実践だね?

ということに気づきました。

 

アドラー心理学の「嫌われる勇気」

 

アドラー心理学を伝授するこの名著は、

承認欲求なんかに振り回されず、

自分の人生を生きた方がいいよ、と。

そんなアドバイスを投げかけます。

 

そのためには、

他者の課題には踏み込まないこと。

 

あなたを承認するかどうかは他者の課題であって、

あなたにはどうすることもできないこと。

 

そんなものに振り回されて他人のために生きるより、

自分が納得できる自分の人生を生きた方がいい。

だから、時には嫌われる勇気も必要よ?と。

 

(こんな言い方はしていませんけどね…)

アドラー心理学「嫌わ れる 勇気」の要約
アドラー心理学「嫌われる勇気」要約.人は変われる ,世界はシンプル .誰もが幸福になれる,

 

ブッダの教え「反応しない練習」

 

悩みとは、

単なる周囲への反応だとこの本は語ります。

その反応の種類はたったの3つで、

貪欲と怒りと妄想です。

悩みを解決するには、この周囲への反応を

やめる練習が必要です、と。

 

そんなネガティブな反応は手放してぜんぜん大丈夫。

ポジティブな思いを込めて

生きる方法はちゃんとありますからね、と。

 

(こんな言い方はしていませんけどね…)

 

あらゆる悩みが消えていく方法
草薙龍瞬 (著)「反応しない練習」あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」仏教の本ですね。この本の要約の試みです。私の主観が多分に混ざっていること予めご容赦ください。悩みとはまず、悩みとは何でしょう...

 

 

この2つの名著の示唆は、

課題の分離とか、承認欲求の否定とか、

欲・怒り・妄想を手放せだとか、

やや難儀なメッセージに聞こえます。

 

しかし要は、

自分軸、自分のペースでいきましょか?

ということです。

 

そして、

 

アドラーやブッタの知らない現代には、

実は、そのお手軽で手短な方法があるんだと

いうことじゃないかと思いました。

 

 

自分自身を見失わない術

 

デジタルデバイスは

今や欠かせないライフラインです。

 

そして、これが僕らのコミュニケーションを

牛耳れば牛耳る程、コミュニケーション過多、

コミュニケーション依存の状態に

陥る危険性をはらんでいます。

 

しかし、だからこそ、

 

デジタルデトックス一発で、

そもそも人が陥りがちな

自分を見失うという悪い癖を修正する

改善感度の高さを感じます。

 

周りに振り回されているのかも?

自分自身を見失っているのかも?

なんや知らんけど悩みが多い!

 

とかいう心当たりのある人には

デジタルデトックス、

ちょっとおススメです。

 

おしまいに

 

思わぬ発見に満ちたデジタルデトックスでしたが、

そもそも僕の悩みであった睡眠の問題は

実は未だ改善されていません。

 

ベッドに入ればすぐ眠れはするんですが、

夜中にちょいちょい何度も起きてしまうのです。

ぐっすり朝まで眠れるいい方法、、

どこかにないですかねぇ。

 

コメント