目標達成、ヒミツの方法

目的論

あなたの時間は過去から未来に流れていますか?

それとも、未来から過去に流れているでしょうか?

多くの場合、私たちが感じる時間は、過去から未来に流れています。そして、過去こうだったから、未来もこうなるに違いない!そんな制限のかかった確信を私たちは心の中で育てています。

しかし、これだと、過去が全て未来を決定してしまいます。既に勝負ありの極めて不自由な決定論の世界から抜け出せず、あなたが立てた目標が、過去を塗り替える素晴らしいものであればあるほど、それがどうしても達成しないという事態になりかねません。

そこで、このあなたが認識する時間の流れを「未来→現在→過去」という、過去に囚われない時間感覚にひっくり返えせるとしたら、どうでしょう?

そうです。行動の基点を未来の目標にすることができて、過去のモヤモヤに囚われす、目標が達成しやすくなるワケです。

本来、人の行動原理は、未来の目的を起点にしています。目標を実現できないのは、私たちの無意識が、その目標を果たしたくないという、別の目的を持つからです。

現状を変えたくない、もしくは、過去前例がなく、どうなるのか分からないような危険なことは命が危ないから止めたい、という隠された目的を私たちの無意識が持ってしまうのです。脳科学では、これをホメオスタシスといいます。

そこで、この記事を読むと、過去の記憶に囚われず、自分が望む未来はきっとやってくる確信とともに、目標が叶う未来の予感に、極めて高い臨場感が持てる「未来→現在→過去」の流れの時間感覚を頭の中にインストールすることができます。

では、今から時間の流れを反転しましょう

今から、あなたの体感覚を使って時間の流れを感じてみてください。全身の体感覚を研ぎ澄まして「時間の流れ」を感じてみてください。準備はいいですか?

では、どうぞ。

こうしている間も、時間は「川の流れ」のように、とめどなく流れていることが感じられると思います。

このまましばらく、時間の流れを感じてみてください。

そこで、あなたにお尋ねします。

「今ここ」にいる、あなたを基点としたとき、時間は、どちらからどちらへ流れているでしょうか?ポイントは「今ここ」を基点に感じ取ってもらうことです。

過去は、どちらからどちらに流れているでしょう?

過去はあなたに近づいてきますか?それとも、過去は、あなたから離れていきますか?

未来は、どちらからどちらに流れているでしょう?

未来はあなたに近づいてきますか?それとも、未来はあなたから離れていきますか?

時間の流れを「川の流れ」にイメージしてみてください。あなたが川のほとりにいるイメージです。

川上から「未来」が流れてき、川のほとりにいるあなたを、通り過ぎていきます。 時間は、あなたからどんどん離れていき「過去」になって、川下へと遠ざかっていきます。

つまり、時間の流れが「過去→現在→未来」というのは思い込みに過ぎず、体感覚で時間を素直に感じれば「未来→現在→過去」であることが、容易に実感できます。

本来、過去はあなたからどんどん離れていくのですから、影響力はどんどん弱まっていくはずです。

そして、自分に迫ってくる「未来」に意識を向けるのが自然のはずです。

ところが、私たちは無意識に、どんどん遠ざかり離れていくはずの「過去」に意識を向け、わざわざ「過去の影響力」を手放すことなく生きているのです。

でも、この「未来→現在→過去」へと流れる時間感覚さえつかめれば、あなたの意識がしっかりと未来へ向かうのではないでしょうか。

今までの、時間という川の中を、上流に向け、逆流を一歩一歩、自力で歩んでいるような感覚から、あなたを解放してください。

未来は、時間という川の流れに乗って、目の前に流れています。あなたの目標に必要な、様々な人、モノ、情報は、この川の流れに乗って未来から、あなたの目の前へとやってきます。その中から、あなたの目的に見合ったものをピックアップして、対応処理していくというのが、正しい戦略です。

目標達成のために、ネガティブな過去の記憶は遥か遠くに流し去って、目標と、今ここにある実態のある現実に沿って対応していく、そんな進め方ができるようになるといいですよね。

どうしてお婆さんは川に流れる桃を拾ったのか?

桃太郎のお話では、お婆さんが川で洗濯をしていると、大きな桃が、どんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。

お婆さんは、どうしてこの桃を持ち帰ったのでしょうか?

そんな大きな桃、やばくないですか?

間違えなく、お婆さんはポジティブな人です。流れてきた桃を、川神様の祟りだとも思わず持ち帰り、中から出てきた桃太郎を、エイリアンとも思わず育てたのは、彼女は自分の未来を極めてポジティブに思い描いていたからなはずです。

普通なら、川からそんな大きな桃が流れてきたら、写真をとってSNSに「桃?」とかアップするくらいです。

過去のネガティブな記憶や常識やパターンに囚われてしまえば、その大きな桃に手は出せません。自分の未来にポジティブなイメージを持ててはじめて、桃を持ち帰ろうと思えます。

お婆さんにどんな目標があったのかは分かりませんが、私たちが未来に目標を描いた時には、川の流れのような時間感覚をもって、流れてくる大きな桃、つまり必要な人・モノ・情報に対応していけば、目標がどんどん具体化されていくはずです。

その時、過去の記憶は遥か遠くに流れ去っています。

私たちの顕在意識が目標を設定したと同時に、無意識が過去記憶から、用心しろ、それはやるべきではない、やりたくないと逆方向の目的を持ちます。

目標を持った時、自信と勇気が沸いてこなければ、きっとこの症状です。

クリアな目標と正しい時間感覚を持つようにしたいものです。

おしまいに

時間は「未来→現在→過去」に流れています。目標を立てるとき、合わせて戦略を立てますが、その戦略の時間軸が逆になっていないでしょうか?現実の時間感覚を持てれば、机上の空論的な過去立てた計画に囚われずに、時間の流れを味方にできるようになります。

これを一般に、運がいいとか、ついているとか、引き寄せた!とか言うのではないかと思います。そういう非合理的なことでは決してありません。過去に囚われず、目標を見失わない、時間感覚を持っているだけです。

最後に、正しい時間感覚を持つための道具ともいえる時計をご紹介して終わります。

「未来→現在→過去」と動く時計

イタリア|トリフォグリオ(ミリメトロ)|Trifoglio Italia MILLIMETRO

恰好いいでしょ?

「未来→現在→過去」の時間の流れを刻んでくれるイタリアの腕時計。この時計に次の目標の達成を祈願するのは如何でしょうか。

針を使用しない回転ディスク式の腕時計。

『ミリメトロ』の文字盤は、3層構造の回転するディスクで構成されていて、外側のディスクが「時間」、その内側のディスクが「分」、そしてセンターのディスクが「秒」を表します。

12時の位置にある扇型レンズの赤い線に揃った数字が現在の時刻を表します。

つまり、現在は12時の位置に固定されていて、現在の私たちの目の前で、未来から過去への時間の流れを示してくれる回転ディスク時計です。

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こういった回転ディスクは、機械式時計が発明された14世紀頃に登場した世界初の時計で、針で表示する時計の発明はその後のことです。

1970年代から80年代に回転ディスク時計は非常に人気があり、その時代の感覚を込めて新たにデザインされたのがこのミリメトロ。

回転ディスク時計には自動巻きムーブメント

トリフォグリオ・イタリアの時計は、全て自動巻きムーブメントを使用しています。

回転ディスクのディスクは軽いとはいえ針よりずっと重いので、正確に回転させるトルクを発生させるのは自動巻きムーブメントしかありえません。

この正確に回転を誇る自動巻きムーブメントは、50年前に作られた回転ディスク時計をもまだ元気に動かしています。

風防は、耐破砕性が高く、通常のミネラルグラスより傷がつきにくいK1ガラスに、サファイアコートを施します。

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