古い友人との付き合い方、新しい友人の作り方。

他者信頼

仲が良かった古い友人も
付き合いが長くなるにつれ
なんだか不愉快に感じるところが
見えてくるようになる、、

そんな経験誰にでもあると思います。

また、大人になるにつれ
新しい友人を作るというのも
なかなかに困難になるものです。

この記事は、そんなOLさんの
お悩みにお答えしたものです。
回答にご納得いただけたようなので
ここで公開してみようと思います。

友達との付き合い方と、新しい友達を作る方法について

質問

友達との付き合い方と、
新しい友達を作る方法について
お聞きしたいです。

今年で27になる社会人です。

元々深く狭い交友関係で、
友人が数人ほどしかいません。
このままでも幸せだからいいかな…
と思っていたのですが、
最近1番仲の良かった子に対して
友愛が薄れてきました。

価値観に差が生じたといいますか…
自己愛の強い子供と話している感じで、
肯定ばかり求められ疲れてきたのです。

そこで初めて思ったのです。

年齢を重ねるにつれ
合わなくなる人も増えそうして友達が
少なくなっていくのは寂しいなって。
友達は質も大切だけど数も大切だなぁって。

言い方が適切かは分かりませんが、
いざという時に自分が安らげるような
人間関係を新しく開拓したいのです。

このままだと歳を重ねるごとに人と
疎遠になりそうで怖いのです。

もちろん、
自分1人でも楽しめる趣味や娯楽も増やして、
人に依存したり自己愛を押し付けるような
ことはしないように努力はするつもりです…

これからは限られたコミュニティに
執着するのではなく、自分の世界を
広げる為にも友達を増やしたいなぁって。
ちょっと気付くのが遅かったでしょうか…

新しい交流関係を築いて友達を作りたい
と思っているのですが、どのように
行動すれば良いのでしょうか?

また、友愛が薄れてきた友達とは
どう接していけば良いのでしょうか…

回答宜しくお願いします。

回答

まず、相手の気に入らないところ、
気になるところがあったら、
敢えてその部分に肯定的な
意味付けをしてみてください。

例えば「自己愛が強い」でしたら
無邪気、オープン、素直、屈託がないなど。
あなたのいちばんグッとくる
意味づけにするのが望ましいです。

その上で、相手の気に入らないところが、
自分にもあること確認してください。

あなたも質問の中で、そう言っていますが、
人は、自分の嫌いな部分を相手に見つけて
嫌悪感を覚えます。

これを心理学で「投影」といいます。

その自己否定ポイント(自己愛が強い)も、
お友達に肯定的に変換してあげた方の
意味に変えてください。

これだけでも、どうでしょう。

いい事を教えてくれたお友達に、
少し感謝したい気持ちにならないでしょうか。

人は分離したい人格を相手に投影します。
しかし、分離などする必要もないのです。
そんな自分も大切な自分自身です。

そんな自分も使いようです。

これは自分をもっと優しく扱ってあげると、
人にも優しくなれるという話です。

もうひとつ、友達の作り方についても。

まず、

嬉しい、楽しい、気持ちいい、
清々しい、誇らしい…

この5つのポジティブな感情を持った
過去の経験をいつでも思い出せるように、
たくさんストックしておいてください。

そして、人と向き合う時に、
その人とこれから一緒に体現する
ふさわしいイメージを選んで取り出して、
それを強くイメージしながら接してください。

場合によってはいくつかの
イメージをミックスしてもOKです。

その時、あなたの視線は
相手の目と目の間です。

これで、だいたい相手に好印象を残せます。

本当です^^

他者を否定したくなったら「投影」を思い出す。

誰かを否定したくなったら、
この「投影」を思い出すとお得です。
普段気づかない無意識の自分に
気づかせてくれるからです。

他者否定のそもそもは自己否定です。
自己否定をしていいことはありません。

自分で自分を攻撃して苦しんだり、
現実から逃避したくなったりするだけです。

これを受け入れる手伝いを
他者がしてくれているのだとしたら、
なんとありがたいことでしょうか。

是非、他者のネガティブポイントに肯定的な
意味付けをして逆輸入させてもらいましょう。

新しく知り合った人と仲良くなりたいなら、「予感」をねつ造する。

ある人と仲良くなりたいのなら、
いい予感をねつ造する…これがいいです。

新しく出会った人と第一印象で
グッと距離が縮まることがあります。
その時、お互いの気持ちには
この人と仲良くなる予感がしています。

相手の予感は互いに伝播し合い
共鳴し合っていっそう高鳴ります。
これが典型的な理想の出会いです。

そこにはいい予感が作用しています。

このいい予感をまずは自分の中に
ねつ造してしまうのが紹介した作戦です。

過去に経験した誰かとのいい関係
いい思い出と類似する経験を
目の前のこの人ともできそうな気がする。
いい予感というのは、そういうものです。

そこで、過去の様々ないい関係いい経験を
予め準備してストックしておいて、
目の前の人にオーバーラップさせます。
いい出会いの時に起こる心理状態を
意図的に作ってしまうわけです。

これを相手に第一印象残すシーンで使います。
こちらのワクワク感を相手に伝えて
相手のワクワク感とシンクロすれば
しめたものです。

できる営業マンはよくこんな手を使います。
ああ、この人はあのタイプ!
この人とはあんな仕事ができそう!
といった具合にです。

使えると思います。

おしまいに

私たちの心のあり方が世界の見え方です。
そして、時に、心のあり方が
見えている世界をさらに都合よく
変えてくれる事もあります。

自分の心の使い方に無頓着では
もったいないと思います。

コメント