「完璧主義やめたいと思っている」
「サイトや本を読んでいるけど、しっくりこない」
そんな方へこの記事で次の3つを公開します。
- 巷で語られない完璧主義を今すぐ手放すべき理由
- 完璧主義の手放すシンプルな方法
- 完璧主義を手放して得られる効用
完璧主義をやめたいあなたへ、私の体験もちょっとだけ含めて、アルフレッド・アドラーの言葉から解説・要約してみます。
完璧主義を今すぐ手放すべき巷で語られない理由
人は誰ひとりとして完璧な人はいません。ですから、完璧主義とは非現実的な妄想です。
なぜなら、人は常に今より理想を高くもつ性があるからです。理想はどこまで追いかけても上へ上へと逃げていきます。
完璧主義を手放す理由として巷で良く語られている、自分に厳しく否定的になる、他人にも厳しい、批判的になりやすい、柔軟性がない、視野が狭くなる、完成が遅い等、全てその通りですが、その根本的な要因はここにあります。
完璧主義を手放すシンプルな方法
完璧主義を手放すのは、シンプルな2ステップです。
ステップ1:「次の3つの勇気をもってください」
前述の通り、完全な完璧がないことを受容することを踏まえた上で、次の3つの勇気を持つ心の準備をしてください。
- 不完全である(ことを受容する)勇気
- 失敗する(ことを受容する)勇気
- 間違えが明らかになる(ことを受容する)勇気
しっかり準備しておけば大丈夫、恐れているような心の傷を追うことなどありません。
ステップ2:「成長の原理原則をおさえてください」
人は次の原理原則に基づいて成長すると考えて行動してください。
仮説→実行→検証
「仮説→実行→検証→仮説→実行→…」人は、このサイクルをぐるぐる回して、徐々にステップアップしていきます。
仮説は不完全であり、実行には失敗が伴い、検証では間違えが明らかになります。しかし、これを踏まえて、精度をステップアップさせた次の仮説が生まれます。
このように「正」と「負」は一対の両輪です。
しかし、完璧主義に捕らわれると、「正」は善、「負」は悪の二元論で、「負」だけどを排除しようとして健全な成長を妨げてしまいます。
完璧主義を手放して得られる効用と実際
完璧主義を手放して得られる効用
上記のように完璧主義を手放せば、不完全な部分も含め、ありのままのあなたを肯定的に受容することになり、自己肯定感を高めます。
また、上記を踏まえた他者の成長をサポートを行えれば貢献感を高めます。貢献感は人の幸せそのものになっていきます。
完璧主義を手放して得られた効用の実際
私が長らく務めた会社と、お世話になったクライアントは、私のたくさんの失敗を受容してくれました。壮大なチャレンジによる失敗から、アホみたいな凡ミスまで全てでした。
その上で、彼らは私を信頼し続けてくれました。チャンスや課題はいつでも与えられました。
それまで、完璧を求め過ぎて、机上の空論しかなかった私が、急に突然動き出せるようになったのは、この環境を手に入れてからのことでした。
その環境が有難くて、私は心から喜び感謝しました。そこに私が働く場所があることと、私が貢献するべき相手が誰なのがか明確でした。
私には、そうやって私の成長を支えてくれた人々がいました。成長を援助してくれる人には成長で応えるしかありませんが、それは、私にとってもクライアントにとっても得しかありません。
そして、今は私の方から主体的に、仲間の成長に同質のサポートし、互いに得を取っていくのが目下の課題です。
まとめ
自分の不完全さを認め、受け容れなさい。
相手の不完全さを認め、許しなさい。ー「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」よりー
完璧主義は必ず手放してください。
「完璧主義を手放すべき本当の理由と手放し方」
※参考書籍
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